重要課題(マテリアリティ)

重要課題(マテリアリティ)の特定

環境分析などにより認識した社会課題と、地域銀行が解決すべきESG課題から、時間軸・影響度を考慮し、当行・ステークホルダーの双方にとって重要度の高い社会課題を抽出し、重点的に取組むべきテーマを設定しました。

重要課題(マテリアリティ)の特定プロセス

STEP 1

国連「持続可能な開発目標(SDGs)」、全銀協「主なSDGs取組み項目」、各種ガイドライン(GRIスタンダード、SASBセクターガイドライン)等から取組むべき課題を洗い出し。

STEP 2

当行グループを取り巻く外部環境変化や地域課題から、当行グループの優位性や資本を活用し、解決すべき課題を絞り込み、経営理念・長期ビジョン・サステナビリティ基本方針等を活用して整理。

STEP 3

経営会議等にて議論、取締役会で承認。以後、原則、年に一度見直しの必要性を確認する機会を設ける。

整理された5つの重要課題(マテリアリティ)

重要課題(マテリアリティ)の整理

リスクと機会を踏まえた取り組むべきテーマ

重要課題 リスク 機会 取組むべきテーマ 主な指標
1 地域経済の
持続的発展
  • 社会構造変化(DX・人材投資など)への対応の遅れによる自社および取引先の競争力低下
  • 県内企業の後継者不在率の高まりによる地域企業数の減少
  • 地域経済の停滞・事業基盤の縮小
  • 県内企業の経営課題の多様化に伴う資金需要拡大とコンサルティングサービス提供機会の増加
  • 新たなビジネス・産業化への資金需要の拡大
  • ソリューションサービス提供機会の増加
  • 県内企業の成長支援、経営課題の解決
  • 円滑な事業承継への主体的関与
  • 新たなビジネス創出や産業発展への貢献

基本戦略 I

サステナブルファイナンス

2021年度から2030年度までの
10年間で2兆円の実行

基本戦略 II

GHG排出量

2030年度までに
カーボンニュートラルの達成

基本戦略 II

Scope 3

2030年度までに
2024年度比40%削減

基本戦略 III

エンゲージメントスコア

2030年3月期 80%以上

基本戦略 III

女性管理職比率

2030年3月期 30.0%

その他、

中期経営計画
「MCP 2/3」において
各種指標を設定

2 サステナブルな地域社会の実現
  • 暮らしやすさ低下による県外への人口流出に伴う顧客基盤の縮小
  • デジタル金融サービスへのニーズ拡大に伴う若年層を中心としたネット銀行などへの顧客基盤の流出
  • 高齢者・子育て世代への訴求力高いソリューション提供と収益機会拡大
  • 新たな資産形成・運用・承継ニーズの取り込み
  • デジタルチャネルの充実による顧客基盤の維持・強化
  • 急速に進展する高齢化社会への対応
  • ライフスタイルに合わせたコンサルティング
  • デジタル化促進による暮らしの質向上
  • 地域コミュニティとの協働
3 地域の自然環境の持続的な保全と利用
  • 気候変動に関連する自社及び取引先企業の業績悪化、信用コスト増加
  • 県内のグリーンインフラ減少による不動産・観光・農業分野のビジネス縮小
  • 脱炭素、生物多様性関連のファイナンスやソリューションニーズの拡大
  • 地域と共に進める脱炭素社会への貢献
  • 自然資本及びグリーンインフラの維持
4 多彩な人材の活躍推進
  • 硬直的な人事運用による組織の弱体化、サービス品質の低下
  • 環境整備やエンゲージメント不足による労働生産性の低下・人材の流出、企業イメージ低下による雇用機会の損失
  • 経営戦略と連動した計画的な人材育成・採用・配置に伴う事業競争力の向上
  • 多様な知識・経験を持つ人材が集うレジリエンスの高い組織の構築
  • 人材マネジメントの実践
  • 働きがいと成長を両立する風土の醸成
  • DE&Iの推進と定着
5 レジリエントな企業統治と組織体制の構築
  • ガバナンス不全、コンプライアンスの不徹底、リスク管理・セキュリティ対応不足による社会的信用の失墜
  • 情報開示の欠如や投資家へのエンゲージメント不足によるレピュテーションの低下
  • 安定的な業務運営に下支えされた成長戦略遂行力の強化
  • AI活用・デジタル化推進による業務効率化及び人的資源の最適活用、リスク予測・モニタリングの強化
  • ガバナンス高度化、コンプライアンス徹底
  • IR・SR活動を通じた対話の充実
  • デジタル化推進による生産性向上
  • サイバーセキュリティ強化、金融犯罪防止