ニーズにあった個人年金保険
個人年金保険は、被保険者があらかじめ決めておいた年齢(例えば60歳、65歳など)になったときから、一定期間(5年、10年など)あるいは生涯にわたって毎年年金が受け取れる保険です。個人年金保険には定額型と変額型がありますので、基本的な仕組みをご紹介します。なお、保険料の払込方法には、月払、半年払、年払、一時払があります(商品によって払込方法が限定されているものもあります)。ご自身のニーズにあったタイプを見つけ出してください。
定額型年金保険
将来受け取る年金額または年金原資が、契約時にあらかじめ明確になっている保険です。保険料の運用は「一般勘定」で行われ、リスクは保険会社が負っています。確実性はありますが、将来のインフレに対応できないというリスクもあります。

- 払込んでいただいた保険料を引受保険会社が定める利率により一般勘定で運用します。変額個人年金保険と異なり、据置期間中の死亡給付金やお受取になる年金額が原則として契約時に確定しており、定められた年齢に達すると毎年所定の年金がお受取になれます。
- 外貨建てで運用する商品につきましては、死亡給付金や年金原資は、外貨建てで確定いたしますが、円換算した場合には「為替変動リスク」が生じます。よって死亡給付金や年金原資額は、元本を下回り、損失が生じる恐れがあります。
- 据置(積立)期間中に解約もしくは一部解約をされた場合、お受取になる解約返戻金が払込保険料を下回る可能性があります。
- お客さまにご負担いただく費用として、ご契約時の契約初期費用のほか、ご契約後も毎年、保険関係費用・年金管理費用等がかかります。また据置(積立)期間中に解約された場合は解約控除等がかかる場合があります。
各商品についてのリスク・手数料等は商品ごとに異なりますので、詳しくは「商品のご案内」の中の個別の商品名・保険会社名をクリックしていただくか、各商品のパンフレット・契約締結前交付書面(契約概要・注意喚起情報)・ご契約のしおり・約款・特別勘定のしおり等でご確認ください。
個人年金保険・一時払終身保険に関する留意点
- ご検討にあたっては、各商品のパンフレット・契約締結前交付書面(契約概要・注意喚起情報)・ご契約のしおり・約款・特別勘定のしおり「変額個人年金保険の場合」等により、商品内容を十分ご確認のうえ、お客さまご自身でご判断してください。
- 個人年金保険・一時払終身保険は預金ではありません。また、預金保険制度の対象ではありません。
- 引受保険会社が破綻した場合には、「生命保険契約者保護機構」により保護の措置が図られますが、ご契約の際にお約束した予定利率の変更や積立金の削減等により、死亡給付金額等が元本を下回る場合もあります。
- お客さまにご負担いただく費用として、ご契約時の契約初期費用のほか、ご契約後も毎年、保険関係費用・運用関係費用・年金関係費用等がかかる場合があります。また据置(積立)期間中に解約された場合は解約控除等がかかる場合があります。
- 一時払終身保険の場合、法令上の規制により、お客さまのお勤め先やご融資の申込状況等によってはお申込みいただけない場合がございます。