平素より武蔵野銀行をご利用、お引き立ていただき誠にありがとうございます。
国内外の経済環境につきましては、インバウンドの復活や賃上げの動きなど、ポストコロナ社会における前向きな流れがある一方、物価高騰や人手不足は深刻な課題となっております。加えて、気候変動による自然災害や、世界各地における紛争の激化などにより、経済の先行きは視界不良の状況が続いております。
このようななか、当行では、2023年3月に策定した長期ビジョン「MCP（Musashino mirai-Creation Plan）〜多彩な価値を結集し、地域No.1のソリューションで埼玉の未来を切り拓く」のもと、その具現化に向けた第一ステージである中期経営計画「MCP 1/3（ワンサード）」にて、お客さま向けのデジタルサービスや行内業務のデジタル化に関する取組みを一層加速させていくとともに、人的資本経営の実践として、提案力・課題解決力を有するプロフェッショナル人材の育成やダイバーシティ&インクルージョンの推進、従業員とのエンゲージメント向上などに注力しております。
また、地元企業の皆さまに寄り添い、様々な課題にお応えする本業支援を徹底していくとともに、サステナビリティ経営や地域活性化といった課題につきましても、これまで蓄積してきたノウハウやネットワークを活用し、先導的な取組みを行ってまいります。
創業以来変わらぬ「地域共存」「顧客尊重」の経営理念のもと、地域になくてはならない銀行としての存在意義を発揮し、全てのステークホルダーの皆さまとともに永続的発展を目指して、役職員一同研鑽を重ねてまいります。
皆さま方からの変わらぬご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
