連載コラム【お金の世界の歩き方】
〜第33回 新型コロナウイルスの影響〜

花子

「今日もよろしくお願いします。子供は学校の休校が続きますし、主人もテレワークで家にいることが多くなりました。家族で過ごす時間が多いのは良いのですが・・・」

先生

「よろしくお願いします。本当にすごい世の中になりましたね。何はともあれ、人命、健康が一番ですからね」

花子

「そうですね。でも新型コロナウイルスによって経済的にも大きな影響がありますよね」

先生

「はい、それは甚大な影響があると容易に想像できます」

花子

「そこで、今日は私が思っている不安などを訊いてもよろしいでしょうか?」

先生

「はい、もちろんです」

花子

「ありがとうございます。新型コロナウイルスの影響により、マスクを手に入れることが大変でしたよね。よくインターネットの通販サイトでマスクを探すのですが、通常の値段より高くなっていました。今後もマスクのように品薄になる商品が出た場合、値段というのは上がるのでしょうか?」

先生

「今回のマスクのように需要が爆発的に増加して品薄状態になるモノがあるのであれば、価格が上昇する可能性はあります」

花子

「そうなんですね。あと、主人の会社は大丈夫なのかという不安があるのですが・・・」

先生

「首都圏における自粛の影響は3月中旬あたりから出始め、4月の緊急事態宣言により自粛が一気に加速しましたね。企業の手持ち資金というのは上場会社でもだいたい平均2か月前後と言われています。ですので、自粛が続いて2か月、3か月となると苦しくなる会社が増えてしまうということです」

花子

「え、それは大変じゃありませんか。自粛が解除されたとしてもすぐに元通りの活動が出来るとは思えません」

先生

「そうなのです。これだけ中小企業はもとより大企業に直接打撃を与えるような大変動は初めてです。また、大手のメーカーの中には減産体制に入った企業もあります。コロナが終息しても減産体制が続けば下請け企業などへの影響は続きます」

花子

「今後も厳しい状況が続くと会社が倒産しなくてもお給料も減る可能性がありますよね」

先生

「そうですね。多くの企業の業績が落ち込むことが予想されますので、給与のカット等が行われる可能性があります」

花子

「そうですよね。やはり、そういう時には貯金などの使い方を含めて自分たちで工夫していかなくてはなりませんね」

先生

「それも良いですが、こういう時にこそ、投資教育の基本に立ち返って考えてみましょう」

コラム お金を増やす

先生

「投資とは将来のための計画性のある資産運用をさします。自分自身のお金を増やす知識を身につけていきましょう。
まず、お金を増やすには2通りあります。1つは『自分で働く』ということです。でも、自分一人で働くのも限界がありますよね」

花子

「わかります。そういう時には私のように、パートで働いたりして、家族としての収入を増やすのですよね」

先生

「そうですね。でも、それでも限界があります。そこで2つ目の方法として『お金に働いてもらう』のです。お金は24時間、年中無休で働いてくれますからね」

花子

「貯めたり、運用したりするのですよね」

先生

「その通りです。銀行の定期預金よりも、もう少しお金に働いてもらうためには、毎月少額から積立ができる投資信託などから始めてみるのも良いですね。自動引落しなら手間もかかりません」

むさしの投信積立サービスはこちら

花子

「少額でできるので私もやっています」

先生

「税金や手数料等を考慮しない場合、例えば月々25,000円ずつ、投資信託(年利率2.2%で運用の場合)の積立を25年間続けたら・・・最終的には1,000万円になります」

先生

「支払った元金は750万円(25,000円×300ヶ月)なので、この場合は250万円以上の利益を出すことができます」

花子

「なるほど。しっかりお金が働いてくれていますね」

先生

「はい。日頃から資産形成しておくと今回のような事態になった時に慌てずにすみますね」

花子

「そうですね。日頃からお金のことに興味を持って勉強したいと思います。ありがとうございました」

景気への影響は甚大ですが、このような時でも【お金に働いてもらう】ために、お金の教育や知識は大切なのです。

『武蔵野 花子』プロフィール

埼玉県内に住む33歳の女性。
パートタイムで働いており、家族は会社員の夫・長女(小学校1年生)・長男(幼稚園)がいる。最近よくママ友と子供の教育費や、家の購入について話すことが多く、これからのお金の使い方について、どうすればいいのかわからず悩んでいる。

『川口先生』プロフィール

証券会社や銀行を経て、現在は金融ジャーナリストとして活躍している。武蔵野家の近所に住んでいて、悩める花子に対しお金についていろんな角度から話をしてくれる。
趣味はスポーツで、ゴルフが得意だそう。また、社会人になってから始めた空手も黒帯である。

執筆:川口一晃

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