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連載コラム【お金の世界の歩き方】〜第13回 ボーナスとメンタルアカウンティング(心の家計簿)〜

花子

「今日もよろしくお願いします」

先生

「こちらこそ、よろしくお願いします。8月は夏休みシーズンですが、夏休みになると子供と出かけたり、帰省をしたりと忙しいですよね」

花子

「はい、夏休みは子供達が毎日家にいますし、お盆には主人の実家に帰省したりとバタバタです。その分、出費もかさみますし…」

先生

「でも、夏休み前にボーナスが支給されるので、お財布もひと息つくのではありませんか?」

花子

「確かにひと息はつくかもしれませんが、それでもやりくりは大変で、ため息だって出ちゃいますよ」

先生

「うまいこと言いますね。そう言えば、僕はボーナスの時期になると企業から呼ばれてお金の話をすることがあるんですよ」

花子

「それって『ボーナスの上手な活用法』のようなテーマですか?」

先生

「いえ、ボーナスの活用以前の話をします」

花子

「えっ、活用以前の話ですか?何だろう」

先生

「ボーナスは、普段のお給料とは別にまとまったお金がもらえますよね。そこに意外な落とし穴があるのです」

花子

「えーっ、落とし穴には落ちたくないです!是非、聞かせてください」

先生

「安心してください。僕と一緒に勉強していれば、大丈夫ですよ。
さて、花子さん。もし、宝くじで100万円が当たったらどうしますか?」

花子

「宝くじですか…そうですね、貯金はもちろんですが、旅行にも行きたいですし、家族で食事にも行きたいと思います」

先生

「いろいろ頭に浮かびますよね。実は、ボーナス以外にも宝くじなど突然の臨時収入があると、パーッと使ってしまう人がいます。つまり、コツコツ貯めた100万円と臨時収入の100万円は、同じ100万円なのに、人の心理としては『臨時収入』は散財しやすく、『預金』は大切に使おうとします」

花子

「そういう話はよく聞きますよね」

先生

「はい。人はお金に色をつけて見る傾向があります。このため、お金の使い方の合理的な判断が鈍くなるということです。こういう行動傾向を『メンタルアカウンティング』、日本語では『心の家計簿』と呼んでいます」

花子

「へぇー、そういう呼び方があるんですね。それは、同じ100万円というお金なのに抱いている感覚が違うということですか」

先生

「その通りです。人には、たまには贅沢をしたい、海外旅行に行きたいなどの感情もあります。経済的には不合理な行動・判断だとしても、それが希望や活力などにもつながり無駄の効用も否定できません。大切なのは、常識的な範囲内ということですよ。

では、臨時収入があった時、どうすれば不要な支出を抑え、しっかりと管理することができると思いますか?」

花子

「うーん。そうですね・・・計画的に使うということではないでしょうか?」

先生

「計画的に使うことは正解です。もう少し、具体的に言うと、しっかりと仕分けをする、目的別に管理をするということが大事になってきます」

花子

「それって、以前教えていただいた封筒などに入れて管理をするということでも良いですよね」

先生

「はい」

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先生

「他にも、どこか手の届かないところに保管するという方法もあります。例えば、半年から1年という期間、銀行の定期預金に入れておきます。そうすれば、半年後、1年後に満期を迎えると、さも自分でコツコツ貯めたような感覚になれるのです」

花子

「なるほど、預金する前だとパーッと使ってしまったかもしれないお金ですが、一度預金することで『もったいない』とか『貯めたんだ』という気持ちが芽生えるのですね」

先生

「そうなのです。そうした感覚になることで、無駄遣いが減ります」

花子

「このような心理的なことって、お金の使い方に大きく影響しますよね」

先生

「そうですね。そして、従来、経済学では『人間は合理的に行動する』というのが前提となっていますが、メンタルアカウンティングで見たように人間の実際の行動は合理的でないこともあります」

花子

「わかります。私も気分屋なところがあるので・・・。
ところで、もちろん預金もしようと思いますが、ボーナスですから一部は運用してみようかなと思うのですが・・・」

先生

「それは良い考えですね。すぐには使わないお金などを運用にあてると良いと思います。まずは武蔵野銀行に行って相談してみると良いですよ」

花子

「はい、相談に行ってみようと思います。今日もありがとうございました」

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『武蔵野 花子』プロフィール

埼玉県内に住む33歳の女性。
パートタイムで働いており、家族は会社員の夫・長女(小学校1年生)・長男(幼稚園)がいる。最近よくママ友と子供の教育費や、家の購入について話すことが多く、これからのお金の使い方について、どうすればいいのかわからず悩んでいる。

『川口先生』プロフィール

証券会社や銀行を経て、現在は金融ジャーナリストとして活躍している。武蔵野家の近所に住んでいて、悩める花子に対しお金についていろんな角度から話をしてくれる。
趣味はスポーツで、ゴルフが得意だそう。また、社会人になってから始めた空手も黒帯である。

執筆:川口一晃

※本コラムを執筆されている川口一晃氏がナビゲーターを務める、当行提供ラジオ番組「お金の世界の歩き方」毎週月〜木曜日7:04からNACK5にて絶賛放送中!当行行員も出演していますので、ぜひお聴きください!聴き逃してしまってもラジオが聴けるアプリ「radiko.jp」にて1週間までさかのぼって聴くことができます!

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