連載コラム【お金の世界の歩き方】〜第10回 投資に勝つ心構え〜

先生

「今日は『投資に勝つ心構え』について話をしたいと思います」

花子

「投資に勝つ!なんて聞くとちょっと緊張してしまいますが、なんだかワクワクします。よろしくお願いします」

先生

「はい。金融商品はそれぞれ内容が決まっていますが、仮に同じ金融商品への投資でも、結構その人の性格が現れるんですよ」

花子

「へぇ〜、面白いですね。どんな点に現れるのですか?」

先生

「例えば、株価が上がったり下がったりするだけで右往左往する人、どんな場面でも強気で臨む人、過剰に慎重になる人など、それぞれの性格が現れるものなのです」

花子

「なるほど。一口に投資と言っても、人の性格によってそれぞれ特徴があるんですね」

先生

「はい。なので、自分がどういう性格なのかを客観的に把握することは大事なことなんですよ。この勉強を通じて自分がどういう性格なのか、意識してみてくださいね」

花子

「わかりました」

先生

「ところで、花子さんは山本五十六という人を知っていますか?」

花子

「えっ、すみません知りません…どんな方なのでしょうか?」

先生

「この人は太平洋戦争の時の海軍大将です」

花子

「そうなんですね。すみません歴史は苦手で…。でも海軍の人が投資に関係あるのですか?」

先生

「これがあるんですよ。実は山本五十六は大変勝負に強い人で、トランプ、ルーレットなどでも負けたことがない。本人は『自分をマカオに2年間転勤させてくれたら、カジノで勝って軍艦一隻買うお金を作ってみせる』と豪語するぐらいだったのです」

花子

「えー!そんな方が…でも勝負に強いからこそ、海軍の大将にもなれたのですね」

先生

「それはどうかわかりませんが、その山本五十六が『勝利の3ヶ条』というものを残しています。これが『投資に勝つ心構え』にピッタリなのです」

花子

「勝利の3ヶ条ですか?何だろう」

先生

「1つずつ紹介しますね。まず1つ目。『私利私欲を捨てること』です」

花子

「えっ!勝負をするのに私利私欲を捨てるんですか。なんだか逆な気もしますが」

先生

「そう思うでしょう。でも、違う角度から見ると、私利私欲を捨てるということは『冷静になる』『客観的に見る』ということになります」

花子

「なるほど!そう言われてみると、確かに何事も冷静さを失うと、判断力が鈍ってしまいますもんね…納得です」

先生

「次に2つ目は『科学的・数学的分析に基づいて判断すること』です」

花子

「だんだん難しい感じになってきました…。科学的、数学的に分析なんて、数字に弱い私にとっては一番苦手な分野ですが…」

先生

「これは、勘はだめですよ、ということです。確率などもしっかり考えなさい、ということです」

花子

「なるほど。確かに勝つか負けるかというのを、運に任せきりにしてはいけないですよね」

先生

「そして、3つ目が『忍耐力』です」

花子

「これはまた意外です!忍耐力はどんな場面で必要なのですか?」

先生

「例えば運用がうまくいかない時です。身近なもので説明しますね。花子さんはスポーツ観戦はしますか?」

花子

「ときどきサッカーや野球などはテレビで見たりします」

先生

「スポーツ観戦している時に、その試合の流れが変わる時がありますよね?」

花子

「今まで負けていたチームが、急に逆転して勝ったりする時のことでしょうか?」

先生

「そうです。プレイヤーのファインプレーや失策などから試合の流れがガラリと変わることがあり、こうした流れというのは試合の結果を左右する重要なものです。ただ、自分たちに流れが来ていない時にはジッと我慢しなくてはなりません。ここで忍耐が必要なのです」

花子

「そうか、上手くいかないからといって焦ると、さらに状況が悪くなることってありますよね」

先生

「そういうことです。投資についても流れがくるのを待ちきれないでむやみに動こうとすると、取り返しのつかない結果につながることがあるのです」

花子

「なるほどですね!」

先生

「『私利私欲を捨て、冷静に・客観的に物事を見る』『科学的・数学的分析に基づいて判断し、勘に頼らない』『流れが悪い時にはむやみに動かず、忍耐する』という『勝利の3ヶ条』が、まさに『投資に勝つための心構え』と言えるんです!」

先生

「この『3ヶ条』を守れば必ず投資に勝てるという訳ではありませんが、自分の性格や行動を振り返ってみて、もし『3ヶ条』で言われていることと全然違っていたら、先人の知恵に学んで、投資をする時は少し変えてみるのもいいかもしれませんね」

花子

「どんな風に投資したらいいか、まだ分かりませんが、大切にしなければならない考え方の基本は分かった気がします」

先生

「最初は試行錯誤が続くかもしれませんが、少しずつ自分の投資スタイルを確立するといいですよ。自分の投資スタイルが確立していれば、マーケットの動きで悩んだりした時も、それを柱として考え方をまとめることができます」

花子

「なるほど!自分のやり方が確立されていれば、どんな場面でも焦らず落ち着いて考えることができそうですね」

先生

「その通り!ちなみに、花子さんみたいな初心者の方は、いきなり大きな金額で投資を始めるよりも、毎月少額から定期購入できる投信積立から始めて、自分がどんな投資スタイルなのか確認するのもいいかもしれませんね」

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花子

「分かりました。武蔵野銀行にも相談して、アドバイスをもらいながら始めたいと思います」

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『武蔵野 花子』プロフィール

埼玉県内に住む33歳の女性。
パートタイムで働いており、家族は会社員の夫・長女(小学校1年生)・長男(幼稚園)がいる。最近よくママ友と子供の教育費や、家の購入について話すことが多く、これからのお金の使い方について、どうすればいいのかわからず悩んでいる。

『川口先生』プロフィール

証券会社や銀行を経て、現在は金融ジャーナリストとして活躍している。武蔵野家の近所に住んでいて、悩める花子に対しお金についていろんな角度から話をしてくれる。
趣味はスポーツで、ゴルフが得意だそう。また、社会人になってから始めた空手も黒帯である。

執筆:川口一晃

※本コラムを執筆されている川口一晃氏がナビゲーターを務める、当行提供ラジオ番組「お金の世界の歩き方」毎週月〜木曜日7:04からNACK5にて絶賛放送中!当行行員も出演していますので、ぜひお聴きください!聴き逃してしまってもラジオが聴けるアプリ「radiko.jp」にて1週間までさかのぼって聴くことができます!

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