連載コラム【お金の世界の歩き方】〜第4回 上手にお金を貯める〜

先生

「突然ですが、『貯金箱』といえば、どんな形を思い浮かべますか?」

花子

「うーん。なんだろ…。あっ!ブタですか?!」

先生

「そうです!日本でもなじみがありますが、実は世界的にみても一般的に貯金箱といえばブタの形なんですよ。これは昔ヨーロッパである勘違い、Pygg(ピッグ)という粘土で作ろうとして、Pig、ブタの貯金箱を作ってしまったのが由来だそうです」

花子

「へぇ〜そんな由来があるんですね。知りませんでした」

先生

「ちなみに貯金箱といえば、日本では投入口は1つですよね。しかし、アメリカの投資教育で使われている貯金箱には投入口がなんと4つあるのです。1つ目は『SAVE(貯金)』、2つ目は『SPEND(消費)』、そして3つ目は『INVEST(投資)』。では、4つ目は何だと思いますか」

花子

「難しいですね・・・私だったら『FREEDOM(自由)』かな!」

先生

「残念、答えは『DONATE(寄付)』です。日本人には少し馴染みが薄いかもしれませんね」

花子

「自分の貯金箱に他人へ寄付するための投入口があるなんて素敵ですね!それに比べて、FREEDOMと言った私は・・・お恥ずかしい」

先生

「いえ、なかなか面白い回答でしたよ(笑)。大事なのは、お金に目的をしっかり持たせることです。そうすることで無駄遣いをなくし、有効に活用できるようになります。ということで、今回は『貯める』をテーマにお話しましょう」

先生

「では、お金を貯めるポイントについてお話します。まずは、『積立』です」

花子

「積立ですか?コツコツ貯めるのは大切ということは分かっているのですが、毎月お金が残らなくて、なかなか始められないんですよねぇ・・・」

先生

「それなら、給料日を積立の引き落とし日に設定してみてはどうでしょう?例えば、給料が25万円で、毎月1万円貯めようとします。この場合、花子さんの言うとおり、節約をして1万円を残そうと思ってもなかなか難しい。でも、1万円が引き落とされて、24万円になったとしたら、その中で何とかしようと努力できるものなのです」

花子

「確かに、手元にある中から『使わないでおこう』と決めても、やっぱり心のどこかでアテにしていて上手くいかないのですが、最初から1万円引かれた状態であれば、やりくりできちゃうものですよね。この方法なら、無理なく貯めることができそうです!」

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先生

「そうですね。また、積立は預貯金だけではなく、株や投資信託といった価格が変動する投資商品でも有効なんですよ」

花子

「価格が変動するのに積立できるんですか?」

先生

「できます。方法としては主に2つあります。
まず1つ目は、毎月同じ量を購入していく方法です。投資信託を例にして説明しますね。ある投資信託Aを毎月10口積み立てるとします。1月に基準価額が2,500円だとすると10口で25,000円です。2月に2,750円になったとすると27,500円、3月に2,000円だとすると2万円になります。3ヶ月で30口購入し、72,500円。1口平均、2,416円となります」

花子

「なるほど。毎月同じ量の投資信託を購入していくんですね」

先生

「そうです。そして2つ目は、毎月同じ金額を購入していく方法です。先ほどの投資信託Aを2万円ずつ積み立てるとしましょう。1月は2,500円なので8口購入します。2月は7.2口、3月は10口購入することになります。合計6万円で25.2口購入します。1口の平均購入単価は2,380円になります。さっきよりも平均単価が低くなったでしょう」

花子

「あれ、本当ですね!この場合だと、毎月同じ金額を購入していった方が安いです!」

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先生

「これは『ドルコスト平均法』といって、価格が高い時には少ししか買わない、価格が安い時にはたくさん購入することによって、平均購入単価が低く抑えられるんですよ。」

花子

「へぇ〜!勉強になります」

先生

「先ほども言いましたが、積立のできる投資商品は投資信託以外にも株など色々ありますので、興味がありましたら、お近くの武蔵野銀行に相談してみてください」

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※武蔵野銀行では、投資信託・預金の積立についてのご相談を承っております。

先生

「次に、お金が貯まるATMの使い方を紹介します。花子さんはお給料の口座から給料日にまとめて下ろすタイプですか、それともその都度少しずつ下ろすタイプですか」

花子

「うーん、あんまり沢山を手元に置いておくのは不安なので、必要に応じて下ろしに行くという感じでしょうか・・・」

先生

「ふふふ、実はまとめて下ろしている人の方がお金は貯まりやすいのです。これには、下ろした後に続きがあります。封筒などに『食費』『娯楽費』『外食』といった具合に目的別に仕訳をすることがポイントです。最初に『貯金箱の4つの投入口』についてお話したとおり、お金にしっかりと目的を持たせることによって、無駄遣いが抑えられ、結果として貯まることになります。その都度、ATMから下ろしているとついつい無駄遣いも多くなってしまいますよね。参考にしてください」

花子

「確かにそう言われると、必要に応じてと言いつつ「どんぶり勘定」になっていることもよくあります・・・。今日教わったことを参考にして今よりももっと『貯める』工夫をしていきます!ありがとうございました」

『武蔵野 花子』プロフィール

埼玉県内に住む33歳の女性。
パートタイムで働いており、家族は会社員の夫・長女(小学校1年生)・長男(幼稚園)がいる。最近よくママ友と子供の教育費や、家の購入について話すことが多く、これからのお金の使い方について、どうすればいいのかわからず悩んでいる。

『川口先生』プロフィール

証券会社や銀行を経て、現在は金融ジャーナリストとして活躍している。武蔵野家の近所に住んでいて、悩める花子に対しお金についていろんな角度から話をしてくれる。
趣味はスポーツで、ゴルフが得意だそう。また、社会人になってから始めた空手も黒帯である。

執筆:川口一晃

※本コラムを執筆されている川口一晃氏がナビゲーターを務める、当行提供ラジオ番組「お金の世界の歩き方」毎週月〜木曜日7:04からNACK5にて絶賛放送中!当行行員も出演していますので、ぜひお聴きください!聴き逃してしまってもラジオが聴けるアプリ「radiko.jp」にて1週間までさかのぼって聴くことができます!

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