“恋活女子”が、「女子力アップと貯蓄」をうまく両立するには?

今回の相談者は「合コンやバーベキューなどのイベントに積極的に参加しているけれど、価値観が合う人との出会いが少ないのが悩み」という、もかつんさん(仮名・28歳)。土日どちらも外出していることが多く、季節にあわせてバーベキューやゆかたパーティ、ハロウィンパーティなどに参加。平日も社外の仲間とよく外食するものの、なかなか満足のいく出会いにつながっていないよう。(取材・文/島影真奈美)

“出会い力”をアップしながら、将来にも備える方法はある?

着付け教室で出会った人と帰りにお茶をしたことがきっかけで、その友人や、友人の友人が企画するイベントに参加するようになりました。イベントの参加費は1回あたり4,000〜4,500円程度。「手持ちのお金の範囲内で興味のあるイベントに参加している」という感覚で、使いたいときに使いたいようにお金を使えているのでOKと思う反面、将来に向けて貯めておくべき? と、不安になることもあります。(もかつん/情報・IT/事務職/総務・経理・営業アシスタント)

【もかつんさんprofile】実家暮らし。手取り年収250万円、手取り月収19万円。特に貯蓄を意識したことはないけれど、毎月8万円近く余るため、それを貯蓄にまわしているのが現状。貯蓄額は約500万円。もっともお金をかけているのは美容費と交際費。化粧品代に月々1万5,000円かけているほか、脱毛エステにも通いはじめた。交際費は月々1万2,000円くらい。友人や知人主催のイベントに参加する理由は会自体が楽しいのと、趣味の合う彼候補の男性と出会いたいという気持ちが半々。平日も誘いが多く、一カ月の3分の1から3分の2は外食。

編集部出会いの場に積極的に参加しているけれど、なかなか納得のいくような出会いがないという、もかつんさん。それなりに貯蓄もあり、お金に困っているわけではないのでOKと思う反面、将来のことを考えると心配という気持ちもあるそうです。

花輪陽子(以下、花輪)28歳で貯蓄500万円以上という金額だけで見ると、かなり順調だと思いますが、気になるのは「貯蓄を意識したことがない」という点です。“余った分を貯める”というスタイルだと貯蓄の習慣が身につかず、今後出費が増えたり、実家を出て一人暮らしをはじめたりしたときに、あっという間に貯蓄できなくなってしまうことも考えられます。

編集部恋活・婚活中は、美容費や交際費など、何かと出費が増えることもあって、ますます貯蓄しづらいという側面もありますか?

花輪「出会いのためだけ」「貯蓄のためだけ」と、極端にどちらかということにならないよう、バランスよく予算配分することが大切ですね。

編集部もかつんさんの場合、一番お金を使っているのは美容費と交際費だそうです。まず、美容費のほうから気をつけたいポイントを教えてください。

花輪「出会い力アップ」ということでいうと、ある程度は美容費にお金をかけたほうがいいと思うのですが、「どこまでかけるか」はけっこう、難しい問題なんですよね……。年齢を重ねるにしたがって、“もっといいものを”という心理も働きますし。

編集部もかつんさんにも以前、全身のむくみ解消やリンパマッサージ、フェイシャルエステなど、回数制のエステに通っていた時期があり、現在は脱毛サロンに通っているそう。

花輪脱毛は美容系の出費のなかでも特にお金がかかるもののひとつですね。

編集部もかつんさんの場合、手や足、脇、首の後ろなど、ついサロンで施術部位を追加してしまうことが多く、申し込んだプランがすべて終了するまでに1〜2年かかるとか。

花輪勧められるたびにその都度、プランを追加していくというやり方だと、気づかないうちに出費がかさんでしまいやすいので要注意。予算とあわせて、あらかじめ、「これだけ」と決めておくのがオススメです。

編集部交際費のほうはどうでしょうか?

花輪これはエステの話とも共通しているのですが、誘われると断れない「断りベタさん」はお金が貯まりづらい傾向があります。

編集部もかつんさんの場合、「誘われたものの中から、楽しそうなものを選んで参加」というスタンスのようですが……。

花輪「誘われた中から選ぶ」だけだと、確かに選んではいるものの、ちょっと受け身なのが気になりますね。

編集部合コンやパーティだと、誘いを断るのも悪いし、何度も断っていると誘ってもらえなくなるかも……という心理も働きそうですね。

花輪断るのが苦手だと、交際費がかさむだけではなくて、たとえば、割高な保険に加入してしまうなど、“付き合い出費”が多くなりがち。美容に関しては、店舗スタッフは販売のプロということを覚えておきましょう。エステティシャンとの関係が深まると、ついセールストークに素直に従ってしまい、買う気がなかった商品が魅力的に思えてしまうこともあります。

編集部もかつんさんも、保険料は個人年金保険、終身保険料、女性疾病医療保険の3タイプで月額約2万7,000円ほど払っているそうです。

花輪20代シングル女性の保険としてはちょっと高い印象がありますね。内容を精査すると、もっとコンパクトにまとめられるのでは。「断る力」をつけるトレーニングとして、まずはエステや保険の見直しなど、比較的、人目を気にせずに意見を伝えやすいところから手をつけてみてはいかがでしょうか。

“付き合い消費”が過熱気味。断る力をつけて、将来に備えたい

家計簿を見ると、交際費に美容費(エステ)、保険料など、誰かの勧めが支出につながっている項目が多いことがわかります。「誘われると断れない」だけではなく、「勧められると、つい財布のヒモがゆるみがち」も断りベタさんの特徴。実家暮らしなどで生活に余裕があると“これくらいは大丈夫”、と油断しがちですが、優先順位を決めて断るのもトレーニングのうち。エステや保険など、既存の人間関係に影響しづらい項目から思いきって見直してみては。(花輪陽子)

出典:マイナビウーマン

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