共働き女子の実情は!?産休・育休中のマネー実態&やりくり術

今回の相談者は現在、貯蓄があまりないまま、産休・育休期間に突入してしまったといううりみさん。とはいえ、10年後の娘が小学校に入るまでにはマイホームがほしいと思っており、夫のボーナスを全額貯金にまわすなど、節約をがんばっているそう。夢をかなえるための家計改善のポイントをFP花輪陽子さんに聞いてみました。(取材・文/島影真奈美)

【うりみさんprofile】
夫と生後3カ月の子どもと一緒に、自分の親と同居中。手取り年収140万円。手取り月収9万円。菓子パンが好きなので、毎日1個買って食べる。これまでは年間約300万円稼ぎ、その半分を海外旅行に費やしていた。年4回ペースで旅行し、好きな宝石など買い物を満喫。手持ちのお金をあるだけ使ってしまうタイプだが、海外旅行など目的があれば、比較的ストイックに貯蓄できるタイプ。夫は会社の同期で、手取り月収22〜23万円。社会人3年目からお付き合いし、交際4年目に結婚。現在、結婚2年目。出産をきっかけにファミリータイプの保険に加入。掛け捨ての死亡保険に1万5,000円、医療保険に5,000円の計2万円支払っている。

編集部目的さえあれば、多少のストレスはたまるものの、ストイックな生活にも耐えられるという、うりみさん。現在は実家の別棟を借りて生活。あと10年くらいでなんとか頭金を貯めて、マイホーム購入に踏み切りたいと考えているようです。

花輪陽子(以下、花輪)物件の予算なども具体的に決まっているんでしょうか。

編集部希望は新築・一軒家で価格帯としては3,500〜4,000万円、頭金として2,000万円ぐらい貯めたいと考えているとか。

花輪かなり多めに頭金を用意する予定なんですね。

編集部一般的にはどれくらい用意するものなんですか?

花輪家を買うときは物件購入にかかる費用以外に、権利登記の費用や火災保険など諸費用がかかります。頭金としては、ほしい物件の3割程度を貯めておけばほぼ間違いありません。

編集部3,500万円〜4,000万円の物件だと、1,100〜1,200万円あれば安心、ということですね。

花輪もちろん、頭金を多く貯められるのであれば、それにこしたことはないのですが、ボーナスを全額貯金にまわすとなると、ご主人の不満が溜まりそうなのが心配です。

編集部なるべく無理のない資金計画をたてたほうが、貯蓄も長続きするものでしょうか。

花輪月々のローン返済額は、手取り月収の20〜25%が目安になります。貯蓄も大切ですが、しっかり職場復帰し、これまで通りの収入を取り戻すのが先決かもしれません。

編集部うりみさんが希望するローン返済期間は20年以内。定年を迎える前に返済し終えたいそう。

花輪定年までにローンを返済し終えたいという希望があるなら、なおさら頭金を増やすことにこだわるのではなく、身の丈にあった貯蓄額を目指すことをオススメします。余裕を持って資金計画をたてれば、繰り上げ返済という選択肢もありますよ。

編集部マイホーム資金を貯める上で、ほかにはどんなことに気をつければいいでしょうか?

花輪家計の中でずば抜けて金額が増えているものに、保険料(月々2万円)があります。こちらの保障内容は……?

編集部生命保険が月々1万5,000円、医療保険が月々5,000円で掛け捨てタイプだとか。

花輪一般的にも、うりみさん同様、出産を機に保険をランクアップする方は少なくありません。ただ、貯蓄性がないタイプだとすると、少々高いですね。もし、保険について調べることが苦にならないならば、ネット生保などを組み合わせると、さらに安くあがると思いますよ。

編集部食費もトータルの金額は変わらないのですが、産休中は食費3万5,000円、外食費5,000円だったのが、現在は食費・外食費ともに2万円。夫が平日は帰りが遅いため、外食が増えたのと、夫の実家に帰るときも、やはり外食の頻度が高くなるのが原因だそう。

花輪子どもが小さいうちは手もかかりますし、ある程度、出費がかさむのは仕方ないとしても、夫婦2人で食費4万円はかなり使っているほうだと言えます。「菓子パンが好きなので、毎日1個買って食べる」などの食習慣は健康のためにも見直したいですね。そして、現状、うりみさんの支出に「自分のための出費」「家計」が混ざっている点は考えもの。現状の出費項目・金額を洗い出し、家計を月にいくら使っているのか把握することが、現実的なマネープラン策定への第一歩です。

マイホーム資金を貯めるなら、先取り貯蓄が必須

余ったお金でお金を貯めようと思っても、なかなか貯蓄できないものです。まずは「手取り月収の25〜30%」を目安に先取り貯蓄をして、残ったお金で生活してみましょう。極端な節約に走るのではなく、日常の中で無駄なコストをカットし、家計をスリムにしていくのがポイント。現金で使うぶんは1カ月に1回まとめて引き出し、ポーチや財布などを使って予算管理するのもオススメです。(花輪陽子)

出典:マイナビウーマン

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