家計簿が「ラクラク続けられる人」と「続かない人」の違いって?

衝動買い卒業には、家計簿が役に立ちそう。どうすれば、挫折せずに続けられる? ムリなく家計簿をつけるコツを、詳しく聞いてみました。(取材・文/島影真奈美)

【えりさんprofile】
実家暮らし。手取り年収200万円、手取り月収18万円。残業は1〜2時間程度。平日の外食は週に1度、学生時代の友人とカフェでごはんを食べるぐらい。化粧品は決まったブランドをライン買い。月1回のネイル、2〜3ヵ月に1回のカット、月1回程度のトリートメント(1回3,000〜4,000円)を行う。デート代は基本、彼が出してくれるが、スイーツなど、自分のためのおみやげを買うため月1万円くらい使っている。

編集部家計簿というと、「大変そう」「なかなか続かない」というイメージがあります。家計簿初心者がやってしまいがちな失敗について教えてください。

花輪陽子(以下、花輪)まず、家計簿をつけ忘れてしまったときの対処法です。たいていの人は、完璧につけようとして、レシートなどを見ながら遅れを取り戻そうとするのですが、実はこれが続かない原因。思いきって、その日の出費は“なかったこと”にしてしまったほうがいいんです。

編集部1日飛ばしてしまうということですか?

花輪そうです。家計簿をつけられなくてもあまり気にせず、「翌日や翌週から再開させればよし!」とする気持ちの余裕が大切です。

編集部この方法なら、いつの間にかたまってしまったレシートにウンザリして、続かなくなる心配がなさそうです。

花輪それから、家計簿はつけはじめた時期によって、続けやすいときもあれば、続けづらいときもあるんです。

編集部花輪さんのおっしゃる、「家計簿を続けやすい時期」というのは、だいたいいつごろなんでしょうか?

花輪ずばり、「支出が少ない時期」ですね。支出は年間を通して均等にあるわけではありません。支出が多くなりがちな4月やレジャーシーズンの8〜9月、年末年始などはお金が貯めづらいし、家計簿をつけるのも面倒に感じてしまう人が多いんです。

編集部ということは、これからすぐに家計簿をつけはじめるのは、意外とハードルが高いことなんでしょうか?

花輪張り切って家計簿をつけはじめたのはいいけれど、つける頻度が高かったり、予算を簡単にオーバーしてしまったりで、イヤになってしまう可能性も高い時期であることは覚えておきたいですね。

編集部「続いたら、もうけもの」くらいの気持ちではじめてみるのがちょうどよさそうですね。

花輪もうひとつのポイントとして、実は、市販されている家計簿には“主婦向け”につくられたものが多いんです。なので、よく見ると項目欄がファミリー向けであったり、持ち歩きに適さない大判サイズだったり……。独身女性と主婦では、家計簿につけたい項目や活用シーンが異なるので、自分に合ったアレンジを加えるのも、続けるコツですね。

編集部たとえば、えりさんの場合、どのような項目をつけると効果があがりそうでしょうか?

花輪まずは外食費や服飾費、化粧品代あたりからでしょうか。「かわいいから」と衝動買いしてしまったものを、すべて“かわいい出費”としてメモしていくのもよいかもしれません。傾向として、「1回あたりの支出が高額で頻度の低い項目」はつけやすく、食費などの「1回あたりが少額で頻度の高い項目」はつけにくいと言えます。

編集部ではまず、支出の中でもまとまった額を使ってしまうものを洗い出していけばよいわけですね!

花輪それでいうと、彼にごちそうになったり、おごってもらったりした分を、“贈答リスト”としてメモしてみるのも手です。想像以上の金額になっている可能性があります。

編集部彼について、「お金遣いが荒く、飲み代だけで月15万円も使っている」と心配しているえりさんですが、もしかしたら自分も、「彼が貯金できない一因」になってしまっている可能性があるということでしょうか……。

花輪彼と結婚した場合、将来使えるはずのお金を減らしてしまっているのと同時に、万一、彼がいなくなった場合、その分を自分で払わなくてはいけないというリスクも背負っていることになります。いずれにしても、お金の使い方は見直す必要がありそうです。

身の丈に合った“家計簿スタイル”で貯まらん女子を卒業!

「今」を楽しむのも大切なことですが、将来の備えゼロという状態はそろそろ卒業しておきたいところ。楽しみながら、ストレスなく、お金を貯めるカギを握っているのが家計簿。ざっくりお金の使い方のクセを把握するだけで、不思議と無駄遣いが減るなど、お金の使い方が変わってきます。(花輪陽子)

出典:マイナビウーマン

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